リーグ優勝の熱狂の中で、阪神タイガースファンによって大阪・ミナミの戎橋から道頓堀川へ投げ込まれ、10日、24年ぶりに上半身が見つかったカーネル・サンダース人形の下半身の“捜索”が11日も行われた。
大阪市による作業は午前9時前にスタート。上半身が沈んでいた戎橋の西約200メートル周辺にダイバーが潜ると、間もなく、下半身と右手が見つかり、引き揚げられた。
下半身は両足とも靴がなくなっていた。眼鏡や左手も行方不明のままだ。同市は、これまでも何度か、川底の清掃をしていたが、今回は遊歩道整備工事に備え、不発弾の有無を徹底的に調べたことが、発見につながった。ただ、残りのパーツは小さく「発見は困難」として捜索を打ち切った。
一方、今後の人形の「身の振り方」には早くも、様々な提案が飛び出している。
かつて、人形は道頓堀でレストラン「大阪名物くいだおれ」(昨年閉店)の「くいだおれ太郎」と向き合っていたことから、日本ケンタッキー・フライド・チキン(東京)は「太郎との再会など、大阪の活性化に一役買わせたい」とする。
その言葉に、呼応するように、太郎側も「見付かってわてもホッとしてますねん」とのコメントを出した。
阪神タイガースの南信男球団社長は「(来年球場の外野スタンドに新設される)『甲子園歴史館(仮称)』で展示することも検討したい」と言い、真弓明信監督も「阪神が日本一になっていないのを、“呪(のろ)い”だけの責任にはできないが、これだけ話題になるんだから、人形は甲子園に持って来てもらわなアカンでしょう」。
ただ、そもそも、人形は誰のものなのか。
大阪府警によると、河川の管理権に基づき、現段階では所有権は大阪市にある。しかし、同市は、この日、拾得物として南署に届けるという。その場合、ケンタッキー側が受け取りにくれば、引き渡される見通しだ。
よかったね~ケンタッキーおじさん♪
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